サードウェーブコーヒー

coffee

サードウェーブコーヒー、あるいはサードウェーブコーヒー的な打ち出しのコーヒーショップ、増えてますね。

サードウェーブコーヒーとは何ぞや、ということについては、以前も引用した「日経トレンディネット」のこちらをどうぞ。
大手飲食も参入! 「サードウェーブコーヒー」って何だ?

アンチ大手、アンチ大量生産大量消費、アンチグローバライゼーションによる搾取構造、アンチファスト……みたいな思想が背景にある動きだと思います。
つまりは、大手スターバックスが作ったカフェカルチャーへのカウンター。

で、そのスタバの新業態も、最近のマーケットの動向を踏まえてのものなんでしょう。
この辺の流れは見ていて面白い。

サードウェーブコーヒーのそもそもの成り立ちからして、どうも「企業としての取り組み」だったり、「ビジネスとしての急激な成長」みたいなもんとあまり相性が良くないと感じています。
しかし消費者の考える「格好良いカフェ」の姿はこっちに引っ張られる。
結果、店舗意匠はサードウェイブ風で提供されてるコーヒーは従来のカフェと同じようなもの、みたいな折衷案の店が増えそうだな、と予測。

いずれにせよ、集客のためにカフェをやろうとお考えになっている工務店・住宅会社の方は、都内のコーヒーショップ新店を見ておくことをお勧めします。

画像は某施設内のサードウェーブコーヒーショップのカウンター。
こういう容器に1杯分ずつ豆が入っていて、オーダーが入る都度挽いて提供してました。
大勢サラリーマンがいるビル内の店なわけです。
こういう手間と時間がかかるサービスで、ピーク時のテイクアウトにどう対応しているのかと興味があったのですが、マシンとハンドドリップ併用でやってまして、ハンドドリップはアイドルタイム(暇な時間)だけの提供でした。
上手いこと考えてるな~。

工務店・住宅会社の集客・雑貨店・カフェ・ガーデン事業のヒント
始める!ビレッジ戦略 http://info.village.jp

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA