ライフハッカー[日本版]に掲載されていた「スローなBGMだとたくさん買い物する:研究結果」が興味深い。
スーパーマーケットで、店内BGMにテンポが遅い曲をかけると売上が上がり、速い曲をかけると売上が下がった、という話。
物販の場合、店内に滞在する時間の長さと売上に相関関係があることは知られていますが、BGMがゆったり⇒滞留時間が延びる⇒売上アップ、という三段論法なんでしょうかね。
日本だと消費させたい場面ではアッパーな曲(高揚感のある曲)を使うケースが多いと思いますが、あれば場合によっては逆効果になりうるのか。
例えばパチンコ店なんかも滞在時間と売上の相関が明確な業態ですけど、ゆったりしたBGMにしたらもっとみんなお金を突っ込むのでしょうか。いや、やっぱりあの空間には無駄にアッパーな曲が似合うよな。
「ゆっくりした音楽とは72BPM以下の曲、速いテンポの音楽とは94BPM以上の曲」とのことですが、これは一般的な定義なのでしょうか。
個人的にはBPM94の曲ってゆっくり聴こえると思いますがどうなんだろうか。
先日、街中で忌野清志郎の曲が聴こえてきて、その瞬間、オデンの匂いをふと思い出した。
これ、セブンイレブンの店内でいつも彼の歌うデイドリームビリーバーが流れてるから、そこから条件反射でオデンの匂いを想起したんだな、と。
BGM、意外と刷り込まれてるもんです。