住宅業界ももうちょっと違う方法でネットを活用できないもんだろうか。

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住宅事業において、ネットをもうちょい違う方向で使えないもんなのかなと以前から漠然と考えることが多い。

自社のサイト含め、住宅会社のサイトをさらっと閲覧してみると、
・自社サイトや集合型のポータルサイトからの集客
・企業情報や沿革、経営理念
・住宅や住まい方についての理念や理想
・施工例や商品に関する情報発信
・イベント等の告知
・ソーシャルを搦めての自社や営業マンの「人となり」の発信……あとどんな使い方してますかね?

まぁなかなか難しい話でもありますよね。
なんせ、超リアルビジネスな訳です。
その上、超高額商品でもある。
「ネットで決済が完結しない」という点において、住宅は特殊な商品であり、世の中で語られる「最近のネットの成功事例」みたいなものが端から当てはまりづらい部分がある。

そんな中で、以前「ガイアの夜明け」で見たこれらの取り組みは非常に興味が持てる。
特に魚屋さん。東京の繁華街や住宅街と小樽の市場をipadで繋いで、お客様にリアルタイムで市場の様子を動画で見てもらいながら買い物してもらう(商品は後ほど市場からお客さんのもとへ送られる)このモデルは楽しい。
遠隔地に居ながらも、ネットが距離の問題を解決してしまう。なおかつ、実際の買い物のダイナミズムもあり、売り手と買い手のコミュニケーション量も多い。
このやり方は、もっと使い道がありそうに思う。

あと、この古書の通販サイト
実際の陳列棚を見ながら買えちゃう。
擬似的にリアルな買い物が遠隔地でできる。
古書の通販というのはネット云々以前からあるもんでして、古書マニアは定期的に目録を取り寄せたりする業界。
ネットが出てきてからはアマゾンを見れば分かるとおりで、相性が良い。
やり方が出尽くしてるように思える中、この発想は新しいな〜、と。

買い物っていうのは、検索性とか利便性ばっかりじゃなくって、本来楽しいもんだよな、と。

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