不祥事の対応と激安外食

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マクドナルド、さらに大変なことになりそうですね。
サラ・カサノバ社長の会見を受けて、世間の反応はどんな感じなんでしょうか。
ネットで見る範囲では、そのタイミングの遅さであったり、謝罪時のスタンス……どこまで自社非を認めた上で詫びるか等が、余計に炎上させている様子。

同社サイトのトップページには、今後は商品ごとに原材料の最終加工国や原産国を公開することや、サプライヤーへの管理体制を強化する等が上がっていますが、対応が後手に回っている印象を受けます。

不祥事の対応、本当に難しいと思います。
近年では、特に外食産業において、その企業自体への批判の度合いが他業種以上に強いケースが目に付きます。

今回のような海外での安価な食材調達のリスク、食材の高騰、人材確保の困難さ、人件費の向上と、薄利多売のビジネスモデル、それも超薄利超多売とでも言いましょうか、そういう業態を大手企業が多店舗で展開していくのが、どんどん難しい環境に成りつつあって。
ご存知の通りでマックは客単価上げようとしてますし。そのさなかで今回の事ですから本当に難しい。

デフレの極みのような激安業態は無理があるのだろうと頭では考えつつ。その無理が消費者の健康にしわ寄せされるのか、あるいはそこで働く店員さんに及ぶのか。こりゃどっちも良くない。
一方、一サラリーマンの日々の昼飯としては安いものが欲しい。
悩ましい。

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