誰が選んだものか?誰のお奨めか?

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相変わらず「お客様のほうが商品に詳しくて困る」みたいなぼやきをいろいろなところで聞きますが。

一消費者としては、売り手と買い手の情報格差はない方が健全だと思いますし、売り手が出す情報に懐疑的な買い手が増えてきていることもあり、売り手のほうが買い手よりも情報量を持っていることが前提であった諸々が加速度的に成立しなくなっているのを感じます。

ソーシャルメディアを通じての誤爆的なものの含めて、社員からの内部告発もこれまで以上に増えるでしょうしね。

いずれにせよ、本音と建前を一致させないといけないというか、透明性がさらに求められる時代になりつつあるな、と。

売り手も消費者も同じようにあらゆる情報にアクセスできる今日において、「どんなものか」よりも、「誰が選んだものか」、「どう組み合わせたか」に価値が推移しているんでしょうね。
まとめサイトが一般的になるにつれて、キュレーションとか、キュレーターといった言葉もよく聞かれるようになりました。

住宅業界でいうと、コーディネイターさんあたりはキュレーター的な役割ですよね。

個人的な趣味の音楽の領域でいうと、DJはキュレーター的なものだと感じます。

ダンスミュージックを中心にしたオンラインマガジンResident Advisor
元はイギリスのサイトなんですかね?
割と最近になって日本版ができました。この辺、日本が世界的に見てダンスミュージックの重要な市場であること、あと日本人が英語を苦手としていることの現れなんではなかろうか、と。

で、RA日本語版から、イギリスを代表するDJ(といってもアンダーグラウンドだけで活躍している人ではないので、90年代以降のポップスにおけるキーパーソンの一人という方がいいですかね)であるGilles Petersonのインタビュー。

DJを、例えばインテリアコーディネイターであるとか、ガーデンクリエイター等に置き換えて読むと(いや、そのまま読むのでも十分興味深い記事なんですけども)、実に示唆に富んだインタビューだと思いました。

“DimensionsでのDJの後、Roskaがこんなツイートをしていたんだ。「Gilles Petersonはかけたいものをかける」ってね。何をやっても許される立場にいることは本当にありがたいことだよ。他のDJなら許されない事でも私なら許されるんだ。”

なるほど、深いなぁ……。

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